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おやしらずの話

おやしらずの話

院長の太田です。
皆さん暑い日が続きますが体調にお代わりありませんか?
さて、今日は「おやしらず」の話です。
一般的に現代人は上下左右に7本ずつ、合計28本の歯が生えています。
この28本が生えそろうのは、大体12,13歳です。(多少生えてくるのが遅れても全く問題ありません)
その後しばらく時間が経って、18歳ごろから「おやしらず」は生えてきます。
昔々は平均寿命が短かく、親が子の「おやしらず」が生えてくるのを見ることなく他界していたので「親知らず」と命名されたようです。
ちなみに大学では「第3大臼歯」もしくは「智歯」と習います。
英語ではwisdom toothと言い、直訳すれば「賢い歯」、「知恵のある歯」となります。ある程度分別の付く年齢になってから生えてくるのでこう呼ばれているそうです。
さて、では「おやしらず」は抜かないといけないのでしょうか?
もちろん、きちんとした方向に生え、かみ合わせに参加している場合は抜く必要はありません。しかし、現代の日本人では全般的に顎が小さくなっており「おやしらず」が生えるのに十分なスペースが不足していることが多くなっています。
このため、大多数の「おやしらず」は前方の歯に引っ掛かり斜めに生えたり、真横に生えたりしていて、歯ブラシが届きにくく清掃不良となり周囲の歯肉が腫れて激痛を伴ったり、隣の健康な歯を虫歯にしたりします。
ちゃんと生えていない「おやしらず」は適切に抜歯を行うことが必要です。
でも、「おやしらず」って大学病院とか病院の口腔外科じゃないと抜歯できないんじゃ・・・?
と思っていたあなた!!
当クリニック院長は「日本口腔外科学会専門医」の資格を持っていますので「真横に生えたおやしらず」の抜歯も予約時に希望をお伝え頂ければ当日の処置が十分に可能です。
歯ブラシが当てやすく、汚れを落としやすい口腔内環境を手に入れましょう!!!

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