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放射線量について

放射線量について

こんにちは。院長の太田です。
朝夕めっきり寒くなりました。自転車で「冬」の訪れを感じながら通勤する今日この頃です。皆さん風邪などひかないよう体調にご注意ください。

さて、今日は当院でレントゲン撮影を行う際の放射線量に関してお話しします。

当院では歯科用CT(3次元的に病変部位を確認できる)、パノラマレントゲン(一枚で口の中の状態が確認できる)およびデンタルレントゲン(歯1本単位での撮影を行い小さな虫歯など詳細が確認できる)を皆様の症状に応じて撮影しています。

では、これらを撮影する際に皆さんが受ける放射線の量はどの程度のものなのでしょうか?
放射線量の大きな順にランキング形式で発表します。

1位 ブラジルのガラバリ市街地 10mSv/年間
(地域の皆さんの健康被害は全くありません)
2位 世界平均の一人当たりの自然放射線量 2.4mSv/年間
(大地の放射線物質、空気中の放射線物質、体内の放射線物質および宇宙線の合計)

3位 頭部ヘリカルCT 2.0mSv/回数
(一般的に病院で寝て撮影するタイプのCT)


放射線量はぐっと下がって
東京―ニューヨーク間を飛行機で往復した時の放射線量 0.19mSv/往復
ここからは当院で使っている器材の放射線量です。
当院で使っている歯科用CT 0.2mSv/以下・回数
(最大範囲を撮影した場合の線量なので、通常はもっと少なくなります。
したがいまして、病院で撮るCTの1/10以下の放射線量ということになります。)

当院のパノラマレントゲン0.01~0.02mSv/回数
当院のデンタルレントゲン0.01mSv/回数
(病院で撮影するCTのおよそ1/200です。)
全国歯科大学歯学部付属病院 診療放射線技師連絡協議会の資料より抜粋

このように当院で撮影する際の放射線量は極めて低く人体への影響は極めて少ないと言えます。
更に当院では、患者様一人一人の病状、症状に合わせて必要最小限の撮影を心がけておりますので安心して受診してください。

レントゲン撮影は、直接目には見えない歯の中や骨の中を確認するために非常に重要な治療行為です。
線量の低い最新器材を用いて、効率よく撮影することは皆様の口腔内環境の改善、維持に非常に有効です。

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