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8020運動

8020運動

こんにちは。
院長の太田です。
めっきり寒くなり自転車通勤の私にはつらい季節となってきました。
さて、今回は「8020運動」に関して書いてみます。
多くの方が既にご存知と思いますが、改めて
「8020運動」とは・・・
80歳になっても20本以上自分の歯を保ち、おいしく食事を食べましょう!!
という運動で平成元年からスタートしました。
それから20数年が過ぎ平成5年から比較すると約3.5倍の方が「8020達成者」となっています。
現在の日本は世界で最も速いスピードで高齢化が進んでおり、65歳以上の人は全人口の21%を超えています。
このスピードに負けないぐらい医療の進歩や生活環境の改善が進んでいるので「平均寿命」は延び、世界でもトップクラスの水準となっています。
ただし「健康寿命」(健康で自立してせいかつできる寿命)が追いついていないという状況をご存知でしたか?
日本の男女の平均寿命は男性80.21歳、女性86.61歳ですが健康寿命は男性71.19歳、女性74.21歳と言われています。
これは、最後の10年間を寝たきりか、介護が必要な状態で過ごしていることを示しています。
歯科医師は「健康寿命」を「平均寿命」に近づけるべく、多くの歯を残し、しっかりと口から食べることにより「健康寿命」を延ばすこと、また、歯を失った方に対しては入れ歯などでしっかりとかめるようにすること。
さらに、要介護の方々には口から食べれることの喜びを噛みしめてもらえるように努力していくことが使命だと思っております。
もちろん、「8020」を達成するためには、幼児期から成年期にかけてスムーズに虫歯のケアや歯周病のケアが必要です。
皆さん、「まぁいいか・・・」で済まそうとせず、口の中のちょっとした悩みを当クリニックへご相談ください。
皆様の「健康寿命」の延長に少しでもお役に立てたら幸いです。

日本歯科医師会 HAPPY Smile Vol.23 2015より抜粋

おおた歯科口腔外科クリニック 院長 太田之博

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