歯周病の豆知識
こんにちは。院長の太田です。当院も開院以来3か月が過ぎました。
これからも地域の皆様の口腔内環境の改善に寄与できるように、スタッフ一同頑張ってまいります!!
さて、今日は歯周病の基礎知識について書いてみたいと思います。
最近、歯周病と全身疾患の関係性が特に重要視されています。
歯周病が悪化していると、狭心症、心筋梗塞、脳卒中、肺炎、糖尿病など命にかかわる病気が重篤化することがわかっていますし、妊婦の方は早産などの危険性が伴うこともわかっています。
ではなぜ、歯周病が全身に悪影響を及ぼすのか・・・その理由を一つご説明します。
皆さんよくCMで歯周ポケットという言葉を耳にしますよね。
歯周ポケットは通常2mm程度なのですが、これが5mmに悪化してしまうと
その時の表面積は約72㎠になります。
72㎠は大体、大人の手のひらと同じぐらいの大きさです。
ちなみに、歯垢(プラーク)と大便(うんち)の1グラム当たりの細菌の数はほぼ同じです。
歯周病の悪化が全身に悪影響を及ぼすのもうなずけますよね。
当院では、経験豊富な歯科衛生士が歯ブラシの選び方や歯ブラシの当て方から丁寧にご指導ご説明を行っています。歯茎から血が出る、口臭が気になるというのは歯周病の初期症状です。放置せず適切な治療を受けましょう!!