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歯周病治療

歯を失う可能性がある病気

歯を失う可能性がある病気

歯周病と聞くと、高齢者がかかる病気のイメージがあるかもしれませんが、実際には20代の方も発症します。歯を失うおそれのある歯周病は、早期発見・早期治療が大切です。大阪府堺市の三国ヶ丘駅より徒歩1分の歯医者「おおた歯科・口腔外科クリニック」にご相談ください。

歯周病について知る

そもそも歯周病とは?

そもそも歯周病とは?

歯と歯ぐきの溝にたまったプラーク(歯垢)や歯石の中に潜む歯周病菌の影響で起こる病気です。最初は、歯ぐきにのみ炎症が起きる「歯肉炎」になり、さらに進行すると歯を支える顎の骨が破壊されていく「歯周炎」を引き起こします。この「歯周炎」を初期の段階で治療しないと、やがては支えを失った歯が抜け落ちてしまいます。

そもそも歯周病とは?

日本人の成人が歯を失う原因の第1位は歯周病です。また厚生労働省の調査(平成28年度歯科疾患実態調査)によると、30歳以上の約8割が歯周病予備軍、またはすでに発症しているといわれるほど蔓延しています。

歯周病と全身疾患

歯周病と全身疾患

歯周病の症状は、「歯茎から血が出る」、「口臭がでる」、「歯茎が下がる」と代表的なものがありますが、お口の症状だけの疾患ではありません。
実は、歯周病が進行すると、血液を介して歯周病菌が体の様々な臓器に運ばれ、全身疾患に悪影響を及ぼすことが明らかになっています。

歯周病との関連がある、口以外の疾病

糖尿病

糖尿病を患っている方は、歯周病になるリスクが高く、また歯周病に感染すると糖尿病の症状が悪化することが明らかになっております。

逆に、歯周病を治療することで、血糖値が改善し、糖尿病も改善に向かうという結果も出ており、歯周病と糖尿病は、お互いに影響し合う疾病であることがわかっております。

心疾患

歯周病は血管を通して心臓に運ばれることで感染性心内膜炎といった心臓の疾患を引き起こすことがあります。感染性心内膜炎のガイドライン(※)にも歯周病をはじめとする口腔内疾患を治療することが明記されています。
(※)日本循環器学会、日本胸部外科学会、日本小児循環器学会、日本心臓学会 合同研究班著『感染性心内膜炎の予防と治療に関するガイドライン(2008年改訂版)』

誤嚥性肺炎

加齢によって“飲み込む力”が低下することで、本来食道に流れるはずの食べ物や唾液などが誤って肺に入ってしまうことで起こす病気です。歯周病に感染しているとそのリスクが更に高まります。

早産・低出生体重児

妊娠中に歯周病になっていると、歯周病にかかってない妊婦さんに比べ、早産や低出生体重児の確率が2~4倍になるという結果も出ております。
早産や低出生体重児は、様々は病気や障害の残るリスクもあるため、結果的に歯周病によって生まれてくる赤ちゃんに悪影響をもたらす可能性があります。

歯周病治療

スケーリング
スケーリング

歯面や歯と歯ぐきの溝の中に付着するプラーク(歯垢)や歯石を取り除く処置です。汚れでざらついた歯面を滑らかにすると、一定期間汚れの再付着を防ぐことができます。

処置後、歯ぐきの腫れが引くと、歯肉が下がったように見えますが健康な歯ぐきに戻った結果ですので心配はいりません。歯の根(歯根)が少し露出するためしみる症状(知覚過敏)が出ることがありますが、1週間ほどで気にならなくなります。

SRP(スケーリング・ルートプレーニング)
SRP(スケーリング・ルートプレーニング)

歯ぐきに麻酔をしたあと、歯と歯ぐきの溝(歯周ポケット)が深くなった部分に付着する歯石をかき出し、同時に感染した歯肉も取り除きます。

歯根面をきれいにすることで、歯ぐきが付着し、汚れがたまりにくくなるような環境づくりをします。歯周ポケットが4mm程度の軽度歯周炎の治療です。

フラップ手術
フラップ手術

歯ぐきの麻酔をしてから、歯肉を切開し歯根を露出させます。そして歯周ポケットの奥深くの歯根に付着するプラーク(歯垢)や歯石を確認しながら除去します。

そして歯ぐきの汚染部分も取り除いたあとで歯ぐきを縫合します。中度の歯周炎の治療です。

リグロス(歯周再生療法)
フラップ手術

リグロスとは、日本で開発された世界初の骨を再生する歯周病治療薬です。
今まで再生療法は、保険外治療で患者様の費用負担が大きかったですが、保険適応の治療として厚生労働省から認可された為、比較的安価に治療を行うことができるようになりました。

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